寝たと思ったら(実際は寝ているので思ってはいないが)朝の7時半だった。
早速ロビーに降りて行って朝食をとった。
同室の台湾青年も10分ほどして降りてきた。

どうも大学生のようだ。午後からクラスに出席しなければならないと言っていた。

宿のマスターと話していると,今日は一日中雨なので明日に出発したらとの提案があった。
次の新竹市まで80km以上あるし,
ツーリング初日が雨なのも嫌だし,
八里の街もゆっくり見てみたいし,
宿の奥さんとも仲良くなったし。

明日,出発することにした。

ところが,新竹市に今日の宿をブッキングドットコムを通して予約していたことを思い出した。
サイトを見ると今日のキャンセルは一泊分の料金が発生すると書いてある。

しかし,よく見ると,キャンセルリクエストというのがあって,無料でキャンセルしてくれるかもしれないと書いてある。

そこで,宿にリクエストしてみたら?というような趣旨のフォームに,
「今日自転車で行こうとしたけど雨がひどいので明日にします。今日のキャンセルフィーは無料で頼みます。お願いします」という趣旨のメールを送った。

そしたら,一時間ほどで返事が来てOKだとのことだった。

明日の予約をブッキングドットコムを通して,この宿にしようとしたが,おそらく紹介料が抜かれるだろうから,明日,昼頃に電話で予約を入れればいいだろう。

朝食後に昨日予約していたレンタルサイクル屋へ自転車を取りに行った。
昨日と違って,受付のお姉ちゃんはお化粧をしていた。
僕が来るからだろうか。そうに違いない。と,思いたいところだ。

それから,30分ほど自転車の取り扱い方の説明を受けて,ショップの前で写真を撮ってもらって,自転車を宿に移動した。

自転車は宿の中に置いてOKとのことだ。
さすが,サイクリング王国台湾だ。

その後,まだ雨もやみそうにないので,昨日食べた駅横の肉まんやで,ニラマンと豚まんとホット豆乳を買って,川沿いで食べた。

あいにくベンチが濡れていたのでベンチにビニールを敷いて座った。

小雨が降る肌寒い中で食べるホットニラマンは美味しかった。
唐辛子ソースをかけすぎたのでビールをセブンで買ってきて飲もうかとも思ったが,やめた。
まだ,午前中である。

その後,宿に戻って,宿の奥さんと二人きりでウサギの話をした。
いい雰囲気だった。
そんになに若いとか,奇麗だとかいう人ではないが,なんか魅力を感じる。

いろいろなセンサーを働かせて,相手の気持ちというか,言葉の奥に隠れているものを見出そうとしている自分に時々気が付く。

この何とも言えないやり取りが出会いの醍醐味の一つである。

ただし,一線を越える事を考えてはいけない。
超えることを考えていては,ただの日本のスケベジジィである。

センスある旅をするためには,そのことも考えていけないのである。
でもやっぱり考えてしまうときもある。

その後,昼寝をしてこの記事を書いている。

雨も小降りになってきたので,そろそろケツ練(長時間自転車に乗っているとお尻が痛くなるのでそうならないため今日のうちにお尻が痛くならない練習をしておくこと)に出かけるとするか。


情人橋まで走ってきた。
宿を出たときは小雨だったが,情人橋に着いた途端,雨が激しくなってきた。

ここから対岸の八里までフェリーで渡りそこから南下し橋を渡って宿まで戻ってくる計画だったが,フェリーの切符売り場が閉まっていた。

仕方なく,橋のたもとのお土産屋さんの横にあるOKストアーでコーヒーを買って冷たくなった体を温めた。

雨が小降りになったところを見計らって,宿に戻った。

宿の主人は,まだまだ走れるだろうというようなことを言っていたが,日没も近くなっていたし,暗い時間帯は走りたくなかったのでやめた。

その代わり,老街から出ている船にのって八里まで行った。
およそ25分の船旅だった。

船着き場付近の食堂でニラの卵とじと,肉団子スープ,ジャスミン味タピオカ,それに近くのファミマで買ったビールを味わった。
ニラの卵とじがおいしかった。

あたりをぶらついたが,ほとんどの店は閉まっていた。
あたりはすっかり暗くなっていたので仕方なく,淡水までフェリーで戻った。

八里より淡水の方が,賑やかである。
少し街をぶらついて宿に戻った。

その後,宿の主人とおかみさん,同宿の学生(今度BMWに就職することが決まったそうである)と4人でイスラエル麻雀を楽しんだ。

麻雀の数字版である。
漢字が読めない外国人もできるようにしているそうである。

私はルールを全く知らなかったので宿の主人に教えてもらった。
ルールは簡単だった。

僕は5ゲーム中3回勝った。

仕事でもそうだと思うが,ゲームをするときは大局的な視点を持って挑まなければならない。
もっとも僕の勝利は,単に運がよかっただけである。

ゲーム中は,58度もある金門なんとかというお酒がふるまわれた。
沖縄の泡盛に味が似たお酒で,酒豪の僕は非常に気に入った。

午前零時も近くなりゲームは終わった。
その後眠りについた。